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秩父の夏の風物詩と知られ、毎年7月の第4日曜日に行われる甘酒まつりは、熊野神社の夏祭りで催される神事です。別名「甘酒こぼし」とも呼ばれています。この甘酒を飲むと1年間伝染病にかからないと言われており、この神事は、埼玉県選択無形民俗文化財に指定されるほどの貴重なお祭りです。 甘酒まつりの由来については、天平8年(736)に国中に疱瘡が流行したとき、三峰山に奉幣使がやってきて、熊野神社にも祈願したので、日本武尊に濁り酒を捧げた故事にならい、濁り酒でもてなしたというものです。その後、濁り酒から甘酒に変わり、甘酒まつりをして疫病流しを行うようになったといわれています。 まつりの当日は、社前において祭典が行われ、広場での祈願が済むと、参拝者に甘酒をふるまい、そしてまつりのクライマックスとなります。はだかの若衆、子供たちが一斉に入り乱れて、甘酒をかけあい疫病を退散させます。境内は、甘酒のしぶきで一杯になり、見物人にもかかりますが、むしろありがたいのです。 資料提供 荒川村教育委員会 TEL 0494ー54−2111 〒369−1802 秩父郡荒川村大字上田野1734−6 |
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